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Exhibition Fujimoto




地球の原風景を未だ色濃く残すアイスランド。Fujimoto 2026/2027 Winter & Fallでは、そんなアイスランドに赴き、旅をすることで得た感情と眼下に広がった景色を切り取るように具現化され、”saddest landscape”と名付けられました。


26FWの展示会期真っ只中だというのに、身体が空気を読まず流行病に倒れた2月。自宅待機を余儀無くされて、Fujimotoを含めて、幾つかの展示会を断念した。「また、自宅でも良ければ見せられますよ」と声を掛けてくれた藤本さん。初めてFujimotoを見に伺ったあの日ぶりに、藤本さん家での展示会が行われた。家に入るなり「ビールありますよ」と誘惑され、「いただきます!」と早速流し込んだか、「洋服を見てからにします!」と我慢したか、記憶には残っていない。アイスランドでの紀行を聞き、それを基に作られた洋服を羽織る。最終的には酔いに揺られ、いつも通りに熱い話が繰り広げられ、予定していた会食をキャンセルし、終電を逃し、二人で二郎系ラーメンを食べた。


『Fujimotoというブランド』 今読むと拙いな...。


相変わらず強い思想の込められたコレクションでありながら、手付かずにありのままの自然が広がるアイスランドで時間を過ごしたことで、余計なものが削ぎ落とされたという。そして改めて、こういった飾り気の無い洋服が腑に落ちたという。自然由来の力強さともの寂しさを孕んだようなその姿は、今まで以上に僕の好みに重なって、気付けばcoelacanthの背骨に組み込まれていた。


定番で作られたスウェットシャツを手にすると、左袖にバイオリンの弓がプリントされていた。僕ら二人共が敬愛することで最初の共通言語となった、アイスランドのバンド”Sigur Rós”。Vo/GtのJónsiがギターを弓で演奏する、そのオマージュだとすぐにわかった。本当かどうかはさておき、「田島さんの為のスウェットです」とあどけなく笑う藤本さんを見て、「そんなん買うしかないじゃん」と、嬉しさと同時にまんまと射抜かれた悔しさを感じた。







店頭での顧客さん方にはお伝えしていましたが、直前のアナウンスになってしまいました。26-27FWのコレクションが揃いましたので、今季も藤本さんに店頭接客をお願いしました。今週末、10/17(土)、10/18(日)の二日間。コレクションの意匠や加工の手順、旅行話や人生相談と、談笑しながらお楽しみ頂ければと思います。既に完売してしまったアイテムもありますが、代わりに季節に合わせた過去作も並べますので、共にご覧下さい。




Exhibition Fujimoto

10.17 sat - 10.18 sun 1 - 7 p.m.-

at coelacanth





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