kafka_leather, zion | daisuke tanabe

 

 

 

 

 

 

 

正式にお取り扱いが始動したdaisuke tanabeのseason 03。既に三度のデリバリーが済み、店内空間の中央で十点ほどが整列している。

 

初めて足を運んだ展示会で、目も心も奪われ、肌に残る感触まで忘れられなかったのが、このレザーのセットアップだった。触るまでもなく、近寄るまでもなく、目に入った瞬間から美しい肌質。この感覚は携帯電話の画面の中でも伝わると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

原皮はニュージーランド産のベビーカーフ。Post Productionでも何度も言ってきたけれど、やはりカーフとの間には大きな隔たりがある。牛の成長速度に凄さを感じるくらい。勿論、タンナーの技術にも左右されるのだろうけど。これほどの革をファッションブランドで見られる機会は殆どない。どうしたって一般的な衣類の金額ではなくなってしまう。セレブリティをターゲットにした、銀座や表参道に鎮座するブランドたちでお目にかかるのが普通ではないだろうか。

指に触れるとひたすらに滑らかで、吸い付いているような錯覚を起こすほどに、きめが細かい。指先に湿度と熱意を感じる。波の立たない水面のように、淡い艶が緩やかに広がる。美しい。ここまで来ると「美しい」以外の言葉を出すのが難しくなってくる。うまい料理はうまい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


形は端正なテーラードとまさかのニッカポッカ。これが合わさると奇想天外にバランスが取れる。レザーの顔がムードをモードに引き寄せる。

先日、恐る恐るご試着になられたお客様が「これで結婚式に行きたい...」と仰っていました。止めました。新郎より目立つのはマナー違反。ご自分の晴れ舞台でしたら、どうぞ。

勿論、別々で着たって格好良い。悪いわけがない。いや、そもそも上下で合わせて60万円弱。この金額に抵抗を感じないほど、金銭感覚は狂っちゃいない。とっておきのレザージャケットにはスラックスや外しのワイドデニム。素材の強い物だって良い。とっておきのレザーパンツには... これは何にだって合いそう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皮革製品たるもの、いずれ皺が入る。傷が付く。そういった変化を僕らは「育つ」と前向きに捉える。着続けたその先で、アームが自分の身体に沿って湾曲し、膝の裏には皺が溜まる。傷も徐々に増えていく。これだけ端正で絢爛なレザーに、そういった荒さが加わっていった時、その美しさも壮観に見応えるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

daisuke tanabe

 

kafka_leather

 

baby calf

black. size 3 / 175cm

jpy 275,000- tax included.

 

 

zion

 

baby calf

black size 3 / 175cm & 170cm

jpy 297,000- tax included.

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