好きな形の夏のシャツ。| satou
Feb 22, 2024
前回のsatouのコレクションですごく好きなシャツがあった。
夏の盛りに届いた“sleeping skipper shirt”と”fushiori skipper shirt”。
すごく好きだったくせに僕の買付けが甘く、店頭ですぐに選ばれて、僕の手元には届かなかった。
これはsatouのシグネチャー的な存在になり得そうだと期待していたところ、SS24の展示会にそのシャツの姿はなかった。
なんでやめちゃったんですかーなんて失礼ながらにグチグチ言いながらも、どうしてもこの夏に着たくって別注で作って頂けないかと相談しました。
どうせなら佐藤さんらしい日本の風合いを宿らせたくて、今回のコレクションにあったストライプの他に、和紙混の麻の生地を探してもらう。
最初は一色展開だったつもりが生地見本を見ているうちにあれも良いこれも良いとなって、計4色で生まれました。
麻和紙の生地は薄く甘く清涼でありがながらも小粋なハリがある。暑い季節だから着るたびに洗って、使い込んで洗い込んで、そうするとふわふわとした軽さと柔らかさ、ボコボコとした凹凸と陰影が出てくる。
光にかざすと透き通って、織り込まれた和紙糸が絣模様のように浮かび上がる。
前後に大きく取られたプリーツが裾を円錐に広げて風を通し、ゆったりと気楽に揺れて、開襟から夏らしさを覗かせられる。
昨年も一昨年も提案していた、夏に着る長袖のシャツ。雑多に袖を巻いても素敵なシャツ。
今週末は寒さが戻っているけれど、最近の気温ならもう中に差し込めそう。
春らしさが訪れた時には、デニムや軽いスラックス。夏の盛りにはショーツにサンダルなんかを合わせて、裾をひらひらゆらゆら靡かせながら、クッタクタになるまで楽しめるシャツ。
展示会のバタバタで告知が遅くなりましたが、明日から店頭に並べさせて頂きます。
店頭で、好きなお色を見つけて頂けると嬉しい限りです。
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𝐂𝐎𝐄𝐋𝐀𝐂𝐀𝐍𝐓𝐇
𝐴𝑜𝑦𝑎𝑚𝑎 𝑂 𝐵𝑙𝑑𝑔 2𝐹 201
2-3-3 𝑆ℎ𝑖𝑏𝑦𝑎 𝑆ℎ𝑖𝑏𝑢𝑦𝑎-𝑘𝑢, 𝑇𝑜𝑘𝑦𝑜.
[ 𝑜𝑝𝑒𝑛𝑖𝑛𝑔 ℎ𝑜𝑢𝑟𝑠 ] 1 𝑝.𝑚. - 7 𝑝.𝑚.
[ 𝑡𝑢𝑒, 𝑤𝑒𝑑 ] 𝑎𝑝𝑝𝑜𝑖𝑛𝑡 𝑜𝑛𝑙𝑦
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