Description
淡路島にて100年以上の歴史を持つ"薫寿堂"に依頼をして作られた御香。
煙が多く香りの強いお香は現代の居住空間には向いていないとの見解で、火を付けるとゆっくりと細い煙が立ち上り、少しずつ柔らかな香りが広がる。
ふとした瞬間、安らぎに包まれていることに気付く。
何度も試作を重ねられて実現された、çanomaの目指した「上品な御香」です。
"8-17 | 松風"
朝方の安芸の宮島。海風、厳島神社、そして鹿の匂いが朝靄と共に島全体を包み込んでいる。
島の中、木が生い茂った小道を歩いていると、ぼってりとした椿が咲いているのを見つける。徐に鼻を近づける。それはその花の姿そのままに、滑らかでありながら、しっかりと厚みのある香りだ。島の神聖な空気と椿の香りが相まったとき、私は畏怖の念を強く感じる。
内容量 25g (60本程度) 燃焼時間 25分程度