Description
Tear Pumps亜種的な立ち位置で現れたDress Pumps。名の如く仄かにドレスやフォーマルに寄った、洗練と美しい靴でしたが、一足だけ顔付きの違う物がありました。
屈強なホースフロントを素材に選び、製靴後に洗うという一見無茶な所業。さらにハンマーで叩くことで歪に整えるという矛盾。革靴って濡らしていいんだっけ?革靴って潰していいんだっけ?
しかしその工程が良いアンバランスを築いた。アーティザナルな無骨さ、逞しさが宿る独特な緊張感。重たげな空気を裏切る軽い足取り。当店お馴染みの素材感が強い洋服たちを、なんとも言えないバランスで支えてくれています。
material
Washed Italian Horse
PP12Mラスト, マッケイ製法, レザーソール